経営者の半数超が売上が好調なほど手元資金は【増える】と錯覚。銀行借入ドットコム、書籍『その節税が会社を殺す』の発売にあわせて会社経営者に事業運営の意識調査を実施 (5/9ページ)
◆経営者は、旧来から実施している「節税の棚卸し」と時流に沿った「見直し」を!
「節税に際して生命保険の存在はどのように考えていますか?」の設問で【必要である(欠かせない)】と回答した回答者のうち、「法人企業で利益がでることが予想できる場合、法人税を払うよりは役員報酬を引き上げて利益を圧縮したほうが節税につながると考えていますか?」の設問で【強くそう思う】と回答したユーザーは約半数近く(47.3%)にのぼりました。
・強くそう思う:47.3%
・どちらとも言えない:46.0%
・全く思わない:6.3%
・わからない:1.8%
役員報酬の増額は利益圧縮ひいては法人税額の支払額減少につながりますが、一方で役員報酬の受取により所得税・社会保険料は増額につながります。
企業に手元資金を残すことを考えると、実は役員報酬を引き上げるよりも法人税として支払ったほうが多くの現預金が残り、事業資金として活かすことができます。
本設問とその回答からは、「節税」という言葉だけが先行してしまい、実際の数値の確認やシミュレーションをせずに、飛びついてしまっている経営者が少なからず存在することが読み取れます。
かつては、役員報酬の増額が企業に手元資金を残す「節税」につながる時期もあり、制度改正や税率の変更により、現在では”うまみ”はありません。
◆「借金=悪い」「無借金=良い」という意識が依然強い?!
「銀行にとって融資をしやすい会社はどんな会社だと思いますか?」という設問に対する回答は以下の通り。