世界遺産でも日本遺産でもなく「京都遺産」 南禅寺水路閣などが追加される (1/3ページ)

Jタウンネット

南禅寺水路閣(Daderotさん撮影、Wikimedia Commons
南禅寺水路閣(Daderotさん撮影、Wikimedia Commons

2018年5月24日、京都新聞ウェブ版で「京都遺産第2弾に3件認定」という記事が報じられ、話題となっている。

認定されたのは、「千年の都の水の文化」「京町家とその暮らしの文化」「明治の近代化への歩み」など、それぞれのテーマの文化の集合体だという。

しかし、そもそも京都遺産とは何か、読者の皆様はご存じだろうか? Jタウンネット編集部は京都に電話して話を聞いてみることにした。

水路閣が有名な琵琶湖疏水も、京都の明治時代に輝く金字塔...!
南禅寺水路閣(Daderotさん撮影、Wikimedia Commonsより)

電話で答えてくれたのは、京都市文化市民局の文化財保護課の担当者だ。

「京都市には、約1200年の歴史の中で蓄積された、国宝、重要文化財、市指定登録文化財をはじめ、数多くの文化遺産があります。それらを、新たな視点でテーマごとにまとめ、個別ではなく、集合体として認定しようというのが、京都遺産です」

2017年3月、第1弾として、「北野・西陣の伝統文化」「庭園文化」「火の信仰と祭り」の3件が認定されたという。それぞれの内容については、パンフレットが配布されており、京都市文化財保護課が運営するサイト「まち・ひと・こころが織り成す 京都遺産」の中で掲載されているという。

その一つ、「北野・西陣でつづられ広がる伝統文化」をのぞいてみよう。1日で千両を超える絹織物の取引が行われていた「千両ヶ辻」など、京の伝統工芸・西陣織の歴史を振り返るスポットが紹介されている。また北野に伝わる「長五郎餅」、江戸初期からロングヒットを続ける「粟餅」など歴史スイーツなどにもふれられている。この「北野・西陣」編のパンフは人気が高いという。

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