【医師が解説】 人気声優もかかった「急性散在性脳脊髄炎」ってどんな病気? (3/4ページ)
後遺症
成人の発症の場合、急性散在性脳脊髄炎の後遺症が残る割合は40~50%程度です。
小児の場合では、後遺症がない場合が多く60%程度では改善が報告されていますが、長期的に見ると計算能力・行動異常・視覚の認知機能の低下などが示唆されています。
かかりやすいのはどんな人?

急性散在性脳脊髄炎は若い方に多くみられる疾患です。
とくに、感染症後での発症は小児に、原因がわからない特発性のものは若年成人に多くみられます。この疾患の頻度は低いので明らかな男女比は明らかにはなっていません。
早期発見するには?
急性散在性脳脊髄炎が疑われる症状として、ワクチン接種や風邪にかかった後の1~4週間後に、発熱・頭痛・嘔吐から始まり、意識がはっきりしない、手足が動きにくい、歩きにくい、麻痺があるという神経の症状が見られた場合は、すみやかに医療機関を受診してください。