「こうしてって言ったよね?(言ってない)」言動が日ごとにちがう「ムラが多い女」 (4/4ページ)

マイナビウーマン

通常、仲よくしていた人が急に態度を変えたら、「なにか悪いことをしたかな」「なんかまずいことを言ったかな」と考えますが、これは「相手が怒ることには正当な原因がある」「相手が自分に対して態度を変えた」「ならば自分に原因がある」という思考が働くからです。

しかし、ムラが多い女については「相手が怒ることには正当な原因がある」という前提がもうまちがっています。彼女たちの機嫌が悪いのは、「太った」「いつも買っているランチが売り切れていた」「恋人に振られた」「見下していた女友だちが先に結婚した」などといった、仕事にも当たり散らしている同僚にも関係ない理由が大半です。ムラが多い女の機嫌が悪くても「これは彼女の問題であり、私の問題ではない」と結界の呪文をとなえ、彼女たちに割く精神リソースを極限まで減らすことが有効です。

また、「彼女たちのご機嫌とり要員」として利用されないようにすることも大事です。彼女たちにとって「自分のご機嫌とりをしてくれる人」は生命線なので、「ご機嫌とり要員」になりそうな人を見抜いて利用しようとします。気が弱い人、他人の感情に敏感な人、争いが嫌いな人、自己評価が低くすぐに「自分が悪い」と思ってしまう人、自分より立場が弱い人は、彼女たちの格好のエサです。なにかにつけて絡まれる場合、エサ認定されている可能性がありますので、「彼女の機嫌が悪いのは、私の問題ではなく彼女の問題だ」ブロックを発動させましょう。

仕事で「言った」「言ってない」論争で疲弊しないためには、「メールで依頼事項を送ってもらう」「議事録を確認する」「周囲の人に確認する」といった「記憶の改ざん防止」策も必要です。最低限の内容をメールしつつ「詳細は口頭で説明します」とあくまで口頭で言うことにこだわったり、「仕事がやりにくい」「メールだけで仕事を依頼するなんて非人道的」といった不平不満を言ったり、より機嫌が悪くなって周囲に当たり散らしたり、といったリスクはあるものの、振り回されて疲弊するよりはマシです。

それに彼女たちは自分のやり方が通じにくい環境を嫌いますので、うまく周囲をコントロールできないと見切りをつければ、異動したり転職したりする可能性があります。そうなれば圧倒的な世界平和。ラブアンドピース。世はすべて事もなし。

ムラが多い女の「マイナス感情を武器にして他者をコントロールする」性質をよく理解し、マイナス感情を遮断しつつ、コントロールされない環境整備をすることが有効です。

(文:ぱぷりこ、イラスト:黒猫まな子)

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