「戎橋の上で飛び跳ねないで」大阪市長ツイートに共感の嵐
サッカーW杯「日本-セネガル」は熱戦の末、引き分けとなった。試合後の2018年6月25日未明、大阪・道頓堀の戎橋(えびすばし)には約500人のサポーターが集まった。彼らは橋の上で大声で叫び、何度も飛び跳ね続けたため、橋は各所で音を立てて揺れ、危険を感じる状態となったという。
大阪市の吉村洋文市長は、6月26日、ツイッターに次のように投稿している。
W杯で日本が素晴らしい試合をしています。僕も応援しています。しかし、28日のポーランド戦で決勝に進出しても、絶対に戎橋の上で飛び跳ねないで下さい。500人が飛び跳ねることを前提とした設計をしていません。「極めて危険」です。やめて下さい。https://t.co/qrfbHsKbDf @YahooNewsTopics
- 吉村洋文(大阪市長) (@hiroyoshimura) 2018年6月25日
Jタウンネット編集部は大阪市に電話して、戎橋について聞いてみた。
「地震があったのに戎橋揺らすと最低や」道頓堀・戎橋(GoToVanさん撮影、Wikimedia Commonsより)
電話で答えてくれたのは、大阪市建設局の担当者だった。
「現在、『戎橋の上で飛び跳ねないで下さい』という注意喚起の看板を掲示しています」と担当者。「飛び跳ねることで、橋が揺れ、通行される方の迷惑にもなります。安全上の注意の意味もあります」
戎橋は大阪ミナミの繁華街の中心に位置する、道頓堀川に架かる橋だ。「戎橋」の名前の由来は、今宮戎神社にお参りする参道であったことからとされている。1925年に架けられたものを、2007年に現在の橋に架け替えている。付近にあるグリコの電飾看板はとくに有名で、1日平均20万人が通行する観光スポットだ。
この橋から道頓堀川に飛び込む若者が相次いだのは、1985年、2003年の阪神タイガース優勝、2001年の大阪近鉄バファローズ(当時)優勝、2002年のサッカーW杯での日本代表勝利・決勝トーナメント進出など。その後も飛び込む事例が続いている。
ツイッターにはさまざまなコメントが寄せられている。
「昨夜の日本戦後に道頓堀の戎橋で500人がジャンプして橋が揺れまくったと。当たり前やん」「なんでサッカーの試合が終わると東京は渋谷で馬鹿騒ぎ、大阪は戎橋でダイビングしたがるの!?」
「そもそも深夜2時に騒ぐなって話やけど」
「アホちゃう?橋落ちるよ?」「騒ぐなら戎橋の上じゃなくて下のところにしとけよ」などといった感想だ。
「飛び込むのは勝手だけど飛び跳ねるのはやめた方が良い。」「そりゃ設計上、数百人が同時にジャンプするなんて想定してないからヘタしたら橋落ちるよね」
「それすることで大阪人まるごと頭おかしいと思われるのもう嫌なんですけど」
「戎橋は阪神の優勝のためにとっておいて欲しい」「こういうの見るとほんとまじで戎橋夜間立ち入り禁止にしてほしい」「地震で間違いなく強度下がってるだろうし、やめてください」という意見もあった。
「こんなこと言いたくないが、すっかり振動でビクビクしてしまったしやめて欲しい」「28日はこういう行為はやめてほしい。この橋。架け替えられて10年経っています」
「そんな構造計算していないから止めなさい」
「地震があったのに戎橋揺らすと最低や」「橋が落ちてから悔やんでも遅いですよ?」「全員がジャンプしたら着地時の衝撃や共振で橋が壊れるかもよ」といったコメントも......。
「『ヴォルゴグラードの歓喜』の結果が『戎橋の惨劇』になりませんよう」といった反応もあった。