iDeCo、IPO株…ほぼ「100%勝てる!?」投資術 (2/5ページ)

日刊大衆

投資信託じゃのうて、定期預金も選べるから、この額で満足な人はそうすればええ。とはいっても、これだけで掛け金の30%が戻ってきてるわけやからな。30歳のヤツが始めるなら、トータル200万円以上の上がりが出るっちゅう話や」(同)

 とはいえ、月々の掛け金には上限があり、自営業者は6万8000円、会社員は2万3000円(企業年金がある会社の人は1万2000円)、専業主婦(夫)は2万3000円、公務員は1万2000円。この範囲内で、5000円以上から始められる。「加えてもう一つのメリット、運用益への課税もゼロということも見逃せません。普通であれば20%が差し引かれるが、iDeCoなら丸儲け。NISA(少額投資非課税制度)の旨味も、ここに凝縮されています」(前出のマネーライター)

■ウォーレン・バフェットも言うように、インデックスファンドを選べば

 では、何を買うのがいいのか? “最適解”は一つだという。「世界各国の『日経平均』のような株式指標と連動するファンドのことを“インデックスファンド”と言うんですが、かの大投資家であるウォーレン・バフェットも言っているように、“低コストであるインデックスファンドを選べば、9割の投資家よりも好成績を収められる”のは厳然たる事実。要は、世界各国にバランスよく投資していて、信託報酬(手数料)が1%以下に抑えられているファンドを選べば、短期的には乱高下があるものの、長期的には勝てる。この10年くらいで言うと、平均して年間5%ほどの利回りをゲットできているはず」

 とは、東京の株式投資の町“兜町”の住人。長期投資はマジで勝てる……確かに5%くらいは余裕で儲かる。嘘ではない。

 物は試しと、本誌記者が7年強もの間、毎月5000円を放り込んでいた「セゾン投信」の「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」を見てほしい。全世界のインデックスと債券にバランスよく投資したこのファンドは、信託報酬は年0.68%と1%以下。掛け金が45万5000円、運用益が17万3380円で、資産が62万8380円。ボロ儲けではないが、何もせず、1.4倍近くの評価額になっている。もしも毎月5万円を掛けていたら、資産は628万3800円である。

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