感電した飼い主を必死に助けようとした犬だったが...深い愛情で結ばれていたからこそ悲しい結末に。勇敢な犬の物語(インド) (1/3ページ)
動物が人間を助ける話はよくある。飼い主やその家族が襲われた時に敵を追い払う、または事故や病気などで動けなくなった場合に助けを呼んでくるなど、特に犬は命がけで飼い主を助けようとする。
そういった話は聞くだけで心がほんわかするし、犬が飼い主を救うために奮闘した話はカラパイアでもよく取り上げている。
だけど、残念ながら常に成功するわけではないのだ。助けようとしたが上手くいかなかった例だってもちろんある。
あらかじめ言っておくが、これからご紹介するのは、助けることができなかった、ハッピーエンドとは言えない切なくて悲しい物語である。なんとかして犬は飼い主を助けたかったのだ。
・放牧に向かう牛が倒れた
悲劇が起こったのは、7月3日火曜日、インドのタミル・ナードゥ州マドゥライの近くにある村でのことだ。
その日の朝午前7時30分頃、65歳のM・モックスさんは、飼っている牛を連れて放牧地へ向かった。
と、突然に牛が倒れたのである。
大事な牛を助けようと急いで近寄ったモックスさん。だが、そこにある危険を見落としていたのだ。

・原因は風で切れた電線
その前の晩、現場付近では中程度の雨が降り、強い風が吹いていた。
そのため、電線が通電したまま千切れていたのである。牛はそのケーブルに接触して感電したのだ。
そして、何より悪いことには、モックスさんも切れたケーブルに気がつかず、それを踏んで感電死してしまったのである。