子どもや妊婦はとくに注意を!「受動喫煙」の影響をおさらいしよう (4/5ページ)
妊娠中の受動喫煙による影響としては、お腹の胎児の発育が不良となる可能性があります。子宮内発育不全のリスクが2~3倍程度高まるといわれており、このほかにも流産・早産のリスクが高くなります。
受動喫煙の子どもへのリスク

子どもの受動喫煙による健康被害は、成人よりも深刻であるといわれています。
乳児期においては、父親・母親ともに喫煙者である場合、乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクが10倍程度まで上昇すると報告されています。
このほか、肺炎、中耳炎などの感染症のリスクが2倍程度、気管支喘息の発症も2~3倍程度に上昇します。さらに、タバコの代謝産物であるコチニンの血中濃度が高まると、算数での計算能力や、文章の読解能力の低下がみられる傾向があります。