あたまの体操チャレンジ!江戸時代の算数の教科書「塵劫記」の問題を解いてみよう (1/2ページ)
突然ですが、江戸時代の勉強って気になりませんか?例えば、和算家・吉田光由が書いた算数の教科書「塵劫記(じんこうき)」には何が書いてあったのでしょう。
今回は難問揃いの塵劫記の中から私たちにもなんとか解けそうな問題を2つピックアップしてみました。皆さんもお江戸流・頭の体操にチャレンジしてみましょう!
画像『改算塵劫記』Wikipediaより
小判両替の事小判の両替問題です。
江戸時代は「江戸の金遣い、大阪の銀遣い」といわれるように関東では金貨、大阪では銀貨が流通していました。そのため、町には金貨と銀貨を交換する両替商が存在しました。
そんな両替商になった気持ちで解ける問題をご紹介します。
原文のままの問題がこちら。
「小判六両三分三朱あり。一両につき五十六匁(もんめ)替えにして、右の小判に銀なにほどぞ」。
現代語に訳すと、「金の小判が6両3分3朱あります。1両につき銀56匁に両替できる時、上記の小判は銀いくらになるでしょう。」という問題です。
解くために、ヒントを以下に記します。
・金1両=4分=16朱
・銀1匁=10分(金の「分(ぶ)」と銀の「分(ふん)」は異なる単位)
つまり、銀0.1匁は1分。
さて、いかがでしょうか。答えは「銀338匁5分」です。
銀両替の事またまた両替問題ですが、今度は銀同士の両替。
原文がこちら。
「丁銀五百六十九匁有時に、よきはいふきに内二割引にしてかへる時に、右の丁銀に灰吹なにほどぞと問」。