病みやすい組織と病みにくい組織、その違いとは? 専門家に聞く (1/4ページ)

新刊JP

『ビジネスパーソンのための折れないメンタルのつくり方』(ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)の著者・相場聖さん
『ビジネスパーソンのための折れないメンタルのつくり方』(ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)の著者・相場聖さん

プロスポーツ選手やトップ経営者など、高いパフォーマンスを保っている人たちは自分なりのセルフコントロール術を持っている。そんな、「どんなことがあっても動じないメンタル」があれば…と思っている人は少なくないだろう。

そこで今回は、組織活性化やメンタルヘルス対策のコンサルタントであり、個人のメンタルトレーナーとしても活動している『ビジネスパーソンのための折れないメンタルのつくり方』(ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)の著者である相場聖さんに、“折れない”人、“折れない”組織の特徴についてお話をうかがった。

組織の成長には欠かせないメンタル的要素。以前のような「体育会系」ではない、新たな時代のモチベーション・マネジメントとは?

(新刊JP編集部)

■メンタルが折れにくい人が持っている3つの「感覚」とは? ――本のタイトルにもなっている「折れないメンタル」。これはどのような状況を指して「折れる」というのでしょうか?

相場:幅広い解釈ができるのですが、私がこの本で定義している「心が折れる」という言葉の意味は、「病気になる」という意味とは違います。シンプルにお伝えすると、「もうダメだ」と諦めた瞬間ですね。

全く事が上手くいかない。そこで「面倒くさいからやめる」のではなく、「もう少し頑張りたかった、違う方法を取りたかったけれど、もうどうにもならない」と思って諦めてしまう。その瞬間が「心が折れた瞬間」といえるのだと思います。

――いろいろ手を尽くしたけれど、もうどうしようもない…というような。

相場:そうですね。もろもろの事情があると思いますし、手を尽くしたけれど精神的な限界がきてしまった。それが「折れた瞬間」なのだと思います。

――相場さんはコンサルタントとして企業の現場を数多く見ていらっしゃいますが、心が折れやすい人とそうではない人の違いはどこにあると思いますか?

相場:特徴はいろいろありますが、大きな傾向を取り上げると3つあります。

まずは「有意味感」ですね。

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