爆笑問題・太田光、「安倍さんが生産性ない」発言に”不妊”夫婦らが怒り爆発のワケ (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■不妊治療を続けた太田夫妻の苦悩、それでも太田が批判される理由

じつは、この発言をした太田光と光代夫人(54)自身も長く不妊治療を続けた経験を持っているのだという。16年11月に太田の母・瑠智子さん(享年83)が亡くなった際に、光代夫人は『女性自身』(光文社)のインタビューでその苦悩を語っている。

「太田夫妻は30代から何年も不妊治療を続けていました。独立後タイタンが軌道に乗り出した時期でもあり、多い時には月に20日にも及ぶ通院を続けたといいます」(放送関係者)

太田も「子供を持てない」ことの苦しさは百も承知。しかし、だからと言って安倍夫妻を「生産性がない」と断じて良い理由にはならない。

さらに太田自身が不妊治療の経験者であってもなお、彼に対し不妊で悩む夫婦が怒りを向けざるを得ない訳は他にもある。

「不妊治療にかかる数費用は一般的に数十万~数百万、平均でも150万前後が相場とされ、昨年、丸岡いずみ・有村昆夫妻が行い話題となった代理母出産で1000万円前後とも言われます。それゆえ多くの夫婦にとって不妊治療は望んでも受けられない、金銭的な悩みでもあるのです。丸岡・有村夫妻が”金に物を言わせて出産を勝ち取った”と言われたのと同様、太田光には”結局、金銭的には負担になっていないじゃないか”とする批判が付きまとっているんです」(週刊誌記者)

太田自身が「自分も不妊経験者だから」という免罪符を意識したかどうかは分からないが、多くの人を傷つける、不用意な発言には違いないだろう。

かのリチャード・ドーキンスは名著『利己的な遺伝子』の中で「ミーム=文化的遺伝子」の存在に言及している。人類の文化を進化させたのは、遺伝子ばかりではない。人間は精子と卵子に頼らずとも、文化や教育を通じて「生産性」を持つことはありえるのだ。

子供がいないと揶揄されながら、少子化や子育て、ひいては教育・道徳と、粛々と”日本の子供たち”の問題に取り組んでいる安倍首相。ミーム的な観点から考えても、多くの”安倍チルドレン”を産み、安倍遺伝子を残していたと言えるのではないだろうか。「生産性」の言葉尻にこだわる、生産性のない議論はここまでにしてもらいないものである。

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