「エロスの記憶」が垣間見えるお色気たっぷりな土産物とは (1/2ページ)
エロ漫画がリアルな“劇画”から“アニメ的なかわいい絵”にシフトしていったように、嗜好されるエロスというものは時代とともに移り変わっていくもの。公式な記録として残りにくい分野ということもあり、昭和のエロスの記憶も徐々に薄れていっている気がします。
その記憶の断片は案外、場末で売られていたおもちゃや、観光地の土産物の中に埋もれていたりするのです。
例えばこちらの愛知県・吉良温泉で売られていた『行水』のワンシーンを再現した土産物をご覧ください。

行水とは家庭用給湯器が普及する以前、主に夏の暑いときなどに、庭などに置いたタライに湯または水をはり、汗を流した入浴法のことです。私も幼少のころ、1960年代の中ごろまで、夏は小さな庭での行水で入浴を済ませたものです。今では懐かしい夏の風物詩でした。
それにしても、ごく単純な形をした数個の木材製パーツだけで構成されているだけなのに、女性の何と色っぽいこと! たまりませんねぇ。
こちらは神奈川県・真鶴岬で売られていた、今や絶滅の危機に瀕している『海女さん』の土産物です。 。

胸をあらわにし、腰を布一枚で隠しただけの、かなり古式な海女さんですね。
しかし、この八頭身、腰のくびれ、スラリと伸びたおみ足…。先ほどの行水人形と同様に単純な形の木製パーツだけで見事に女性美を表現しています。この計算された形と設計は、熟練された職人のなせる技でしょう。
こちらは人間の女性ではありませんが、妙に色っぽい『河童のポーズ人形』です。