自分のルーツが知りたくて。遺伝子検査が流行っているアメリカで人生が変わるほどの衝撃を受けた12人 (3/11ページ)
デニスに23andMeを使ってみてはと勧めたのは実はリンダだ。
しばらく調査した結果、二人は同じ病院で30分違いで生まれていたことが分かった。
そのせいか彼女たちは間違った親許に行くことになったのだ。72年間、他人の人生を生き続けたデニスとリンダだったが、先月会い、新しい友情を確かめ合った。
・2. 23andMeのせいで両親が離婚
「自分と父用にキットを注文して、その結果が数日前に届いた。母はDNAに興味を示さなかったので、誘わなかった。」
「まず私と父は先祖構成を比べてみたのだが、控えめに言っても少し変だと感じた。父はイングランド系とアイルランド系が主で、少しだけフランス系とドイツ系が混ざっていた。私は主にスカンジナビア系で、フランス系とドイツ系が4分の1以上、イタリア系が幾分混ざっていた。」
「それからDNA親族の欄を見てみる……お察しの通りだ。父は私のものには含まれていなかったし、私は父のものには含まれていなかった。」
「しかし片方の親が異なるきょうだい(26.3パーセント共通)と父親が一致していた。私は怖くなった。父はすごく怒っていた。」
「母が帰ってきて、父が問い詰めた。彼女は狼狽し、私が違う男の子供であることを認めた。テストの話が出たとき、どうにか止めようと思ったらしい。」
「結局親は離婚した。父はきっと私の2歳下の弟が自分の子かどうか疑っていることだろう。