大阪桐蔭や横浜高校にドラフトの目玉が! 燃える夏の甲子園「金の卵」選手リスト (2/4ページ)

日刊大衆

どうやらプロの評価は、投手よりも野手・根尾のようですね」(前出のスポーツ紙記者)

 そして大阪桐蔭にはもう一人、ドラ1候補がいる。高校ナンバーワン打者との呼び声も高い、外野手の藤原恭大だ。彼は高校入学後、1年生でレギュラーをつかむと、2年生春のセンバツ決勝で2本の本塁打を放ち、優勝に貢献した。高校生離れしたバッティングセンスもさることながら、藤原にはさらに非凡な点がある。「藤原は守りも超高校級なんです。外野の守備範囲が広く、難しい打球の処理もうまい。打つだけの選手ではないので、将来が楽しみですよ」(プロ球団関係者)

 この2人のドラ1候補以外にも、大阪桐蔭には逸材がズラリ。「投手ではエースの柿木蓮と大型左腕の横川凱、野手では強肩捕手の小泉航平、他チームなら4番を打てる山田健太、天才的な打撃を見せる中川卓也といったところが、プロの指名を受けるともっぱらです」(スポーツ紙デスク)

■東のスター軍団にも超高校級の選手たちが!

 そんな大阪桐蔭に対抗しうるのは、“東のスター軍団”横浜。投の及川雅貴、打の万波中正を筆頭に、超高校級の選手たちが何人も顔をそろえている。まだ2年生の及川は、3年生の板川佳矢にエースの座を譲ったものの、中学時代にU-15代表に選ばれた本格左腕。今春の試合で152キロをマークし、一躍スターダムにのし上がった。

 一方の万波は、コンゴ人の父と日本人の母を持つハーフ。190センチ・89キロという恵まれた体格を生かしたパワーヒッターで、県予選の決勝では、横浜スタジアムの左翼席最上段に超特大アーチを放っている。2人ともまだまだ荒削りだが、大甲子園にふさわしいスケールのでかい野球を見せてくれそうだ。

 もちろん、他の出場校にも金の卵たちが、めじろ押し。特に今大会は、スピード自慢の豪腕投手たちが集まっていると評判だ。その一番手は、金足農の吉田輝星だ。MAX150キロの本格派右腕で、「球速よりもボールの回転が素晴らしい。球のキレが抜群」(高校野球関係者)と周囲の評価は高い。県予選の全5試合を一人で投げ抜き、決勝戦では昨夏代表の明桜を4安打、11奪三振で完封。野球専門誌『野球太郎』の持木秀仁編集長も、吉田をこう絶賛する。

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