東芝ルーキーの全力フィジアン、ジョネ・ナイカブラが五輪を目指す。 (2/2ページ)

ラグビーリパブリック

7月20~22日は、男子7人制日本代表としてアメリカ・サンフランシスコでのワールドカップセブンズ2018に出場。トップリーグなどの15人制以上にスピードの持続力などが求められるステージでも、その才能を活かしている。

「セブンズをやったおかげでフィットネスは上がった。それがよかった」

 オリンピック競技の「男子7人制ラグビー」の際に桜のジャージィをつけるには、国籍取得が欠かせない。当の本人は「(取得できそうなタイミングは)あと2年(後)くらい」と、一大決心についても真剣に考える。いまから「2年」後は2020年。東京オリンピックがある。

 ナイカブラは他国代表歴を持たないため、トップリーグでは特別枠でプレーできる。特別枠は、2つある外国人枠と別な日本代表予備軍枠。この枠組みの選手は、最大3名まで同時に出場できる。ナイカブラは静かに言う。

「試合に出たいです。試合に出るために(何をすべきか)コーチと話し、トレーニングしていきたいです」

 東芝は8月31日、東京・秩父宮ラグビー場でトップリーグの今季開幕節(対キヤノン)を迎える。

(文:向 風見也)
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