福本豊×江夏豊「プロ野球豪快放談」<「最近の球界」にモノ申す編>(1)余計なルールで下手になった (1/2ページ)

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福本豊×江夏豊「プロ野球豪快放談」<「最近の球界」にモノ申す編>(1)余計なルールで下手になった

 「阪神再建論」に続き、球界のレジェンドによる激辛トーク第2弾は、新ルールや選手たちの技量、独走カープ、弱体化する巨人に至るまでを一刀両断。球界の問題点に鋭く切り込むズバズバ指摘に、大きくうなずいてしまうのだった。

福本 最近のプロ野球は、歯がゆいことが多いわ。俺らの時代のほうが、やんちゃな選手も多かったし、やるかやられるかの雰囲気があったけどな。

江夏 今ほど野球が複雑じゃなかった。もっと単純で、男がやる野球というイメージ。だから選手には個性がないと。今は選手が真面目で優等生すぎる。

福本 昔の選手はグラウンドの外でも元気があった。その代わり、ちょっとぐらいのことでは試合を休まん。今みたいに「違和感」や「張り」で休むなんて考えられんかったわ。

江夏 今はみんな右向けと言われれば右を向く。我々の時代は知らん顔して左向く、もっとひどい者は後ろ向く。そんなチームをまとめるのがいい監督だと言われとった。

福本 阪急が強かった時も、一見バラバラでやっているようで、試合になればチームが一つに結束していく感じがあったよ。

江夏 阪急の黄金時代は、個性にあふれた選手ばかりだった。それがまとまって、一つのチームになった時は強かったな。

福本 みんな一匹狼やったわ。阪急に限らず、どこのチームもそう。チームプレーはするけど、好き勝手やっとった。僕が大熊さんと1、2番を組んでた時は、二人で盗塁やエンドラン、バントなどのサインを決めてやっていた。

江夏 そういう野球は、今は考えられない。監督やベンチからの指示で動くだけだから。

福本 最近は仲よしこよしの野球になっている部分がある。他のチームの選手との合同自主トレが報道されたりするけど、アレってどうなんやろ。どこで誰と練習してもいいけど、黙っとけと。誰に教わりましたとか、言わんでもエエし。

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