汚れた服が原因でいじめられている生徒がいることを知った校長、学校にランドリーを設置(アメリカ) (1/4ページ)
生徒が学校へ来られなくなるのには様々な理由がある。だが、家庭の事情だったり、体調の問題だったりする場合もあるだろうが、学校での「いじめ」も決して少なくない割合を占めていることだろう。公言はされないとしても、だ。
実は、アメリカの学校では共通して、ある問題がいじめと不登校のきっかけとなることが多いらしい。ニュージャージー州、ニューアークにあるウェストサイド高校でも同じであるということが判明したのだ。
そこで、校長が問題の解決に乗り出した。学校内に、とある設備を整えたのである。
ウェストサイド高校のアクバー・クック校長にお会いしました。この写真の舞台は新しいランドリー設備。クック校長は、着ているものが清潔でない、という理由で生徒たちがいじめられていることに気づきいたのです。校長は5台の洗濯機と5台の乾燥機を学校に設置しました。これからは、生徒たちは学校で、無料で洗濯できるのです。すばらしい。
・洗濯ができないのでいじめられる
衣服を理由にしたいじめは、ウェストサイド高校での大きな問題であった。この理由で、実に、生徒の85%が、月に3~5日間学校を休むのである。
「教室の後ろの方に座ってる子たちが、前の方の子たちについて、こう言っていました」と生徒の一人は地元メディアのインタビューに語っている。『臭いし、汚れた服を着ている』って」
問題の根本には、洗濯機がなく、また両親共に長時間労働に従事しなければならない家庭が多い、という問題がある。