【残暑に注意!】夏バテで胃腸も不調になる? 原因と対策は (3/5ページ)
・常温以下の飲み物や食べ物
冷たいものを摂取すると自律神経の一つである「交感神経」が刺激され、胃酸の分泌が低下したり胃の血流が悪くなったりして、胃もたれや胃痛の原因になります。
・脂っこい食べ物
消化酵素の分泌が適切に行われていない状態で脂っこいものを食べた場合、うまく消化されずに胃もたれ、胃痛、軟便の原因になります。
・食物繊維の大量摂取
食物繊維を多く含む野菜、豆類、きのこ類等は、大切な栄養成分の摂取源となるほか、糖尿病や血管の病気を予防するためにも欠かせません。
しかし、食物繊維は消化しにくい難消化性であり、胃腸が弱っているときに摂りすぎると腹痛や腹部膨満感の原因となります。
・アルコール
適量の飲酒とは、ビールなら中ビン1本程度、日本酒なら1合程度、チューハイ(7%)なら350ml程度に相当します。
女性や高齢者の適量は、その1/3〜1/2ともいわれています。これを超えると胃粘膜が荒れやすくなりますので、暑さしのぎの飲酒には注意が必要です。