生きることを放棄する。スウェーデンで発生している「あきらめ症候群」の子供たち (2/4ページ)

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Resignation Syndrome - AJ+


・東ヨーロッパの子供たちだけに見られる傾向

 医師たちは研究を続けていて、こうした状態は東ヨーロッパからやってきた難民の子どもたちだけに見られる傾向があることに気づいた。

 彼らは"全体主義"的な社会からやってきていることが多く、こうした社会は、個人よりも家族やもっと大きな社会のニーズを重要視する。

 スウェーデン政府の報告は、症状がみられる子どもたちは、彼らの文化の暗黙のルールに従って行動しているのかもしれない、と言っている。

 子どもたちは、おそらく無意識のうちに、家族を救うために、生きることを諦めるよう、心に決めているのだというのだ。明確な治療法はないため、心理学者はこの問題に効果的に取り組む唯一の方法は、永住権の保障を与えることだと言っている。

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・海の底に置かれたガラスの箱の中に横たわっているような感覚

 数ヶ月、寝た切りで過ごしたある子どもは、この状態を、海の底に置かれたガラスの箱の中に横たわっているような感覚だと語った。動いたり話したりしたら、ガラスが壊れて、溺れてしまうと思い込んでいたというのだ。

 この症状については、いまだに完全には解明されていない。子どもたちはそのまま昏睡状態にしておくべきだと言う専門家もいれば、逆のことを言う人もいる。

 医師のカール・サリンは言う。
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