自民党総裁選圧勝 (2/2ページ)
ただ、今回の総裁選で、私が、どうしても石破氏を応援する気になれないのが、経済政策。石破氏は、2018年4月の講演で、金融・財政政策をいきなり激変させることはないと断言したが、同時に、「大胆な金融緩和も機動的な財政出動も、いつまでも続けられるはずがない」と将来の引き締めに含みを残している。また、岸田文雄氏が、岸田派の政策骨子で「持続可能な財政」を打ち出して消費税の確実な引き上げ方針を示したときも、理念が近いとコメントしている。
石破氏は、経済が得意でないか、財務省にすっかり騙されてしまっているのだと思う。ただ、安倍政権が発足して以降、実質賃金が4%以上下落している今、もし消費税増税や金融引き締めなどしたら、国民生活が破壊され、経済が失速してしまう。保守本流の基本理念を持ちながら、景気拡大のためのマクロ経済政策を理解する政治家が出てこないと、日本はよくならないだろう。