安倍晋三「完全勝利」の暗黒シナリオ(1)圧倒的な得票差の完全勝利 (2/2ページ)
他にも、最側近である加藤勝信厚労相(62)を横滑り入閣させ、“お友達”下村博文元文科相(64)の再入閣も検討しています」
総仕上げの組閣では、再び“アベ友内閣”となることが濃厚なのだという。国会担当記者が説明する。
「今回の組閣は、安倍総理の後継者を育てる内閣という意味合いもあります。ですから、次の総理を目指せる、相応の人物を配置したい。その有力候補となっているのが、昨年外相に就任して1年で40カ国以上を歴訪し、実績を上げている河野太郎外相(55)です。所属する麻生派の長からじきじきに『このままいけば次はお前だ。今回の総裁選には口を出すな』と命じられ、選挙期間中はほとんど不在となります」
さらには、総務相に小渕優子元経産相(44)の再入閣、五輪担当相に橋本聖子参院議員(53)や丸川珠代参院議員(47)などの名前も挙がっているという。
要は、総裁選の結果などハナからわかりきっているから、その先のシナリオが肝心というわけだ。
「しかし、本当の眼目はもっと別のところにある。ズバリ、石破潰しです。石破氏は『正直 公正 石破』というスローガンを掲げて出馬宣言しましたが、あれではまるで安倍総理がウソつきだと言っているようなもの。自民党内、特に安倍シンパは『石破は総裁選を泥試合とはきちがえている』と怒り心頭です。いまだに『もりかけ』を選挙戦の争点にしようとしている野党並みの戦術だとイラだち、安倍総理サイドは圧倒的な得票差をつけて完全勝利することに躍起となっている。選挙に負けた石破氏が無役になるのは当然のことながら、さらには石破派の議員を分断したうえで、党内からあぶり出す構えです」(政治部デスク)
“仁義なき総裁選”で劣勢の石破氏は完膚なきまでに叩き潰されてしまうのか。