人工知能ロボット「ソフィア」を開発したAIチームが子供たちに最新技術を学ばせる為、ユネスコとパートナーシップを結ぶ (2/3ページ)
「グーグルのような会社が西側諸国とは文化も言葉もまったく違う国々の人々や物事について把握するためのアルゴリズムを作ったとき、そこに生じる偏見について考えてみてください」
AIに携わる大勢の人たちが、この問題について遅かれ早かれ取り組まねばならないと懸念している。
たとえば、IEEE規格ではいくつかの倫理ガイドラインを策定し、人種差別的な偏見が生じるなど、AIによって予期せぬ結果が発生しないよう予防策をとっている。
AIに人間が持つ偏見が芽生える危険性については、昨年プリンストン大学の研究によってすでに実証されている。
人間と同じように、人工知能ロボットも人種差別や性差別を行う(米研究)" target="_blank" title=""・人間と同じように、人工知能ロボットも人種差別や性差別を行う(米研究) : カラパイア
・AIに世界中の様々な人々の価値観を反映できるように
パートナーシップの重要な目的の1つは、AIの開発にもっと大勢の人たちが参加するよう促し、これによってアルゴリズムやサービスに世界中のさまざまな人々の価値観や考え方が反映されるようにすることだ。
学校の教育過程でAI、ブロックチェーン技術、ロボット工学、バイオテクノロジーといった先端技術を教え、大勢の人々が開発に参加できるような素地を作るのはそのためだ。
このユネスコ国際教育局のイニシアチブは、国連が掲げる持続可能な開発目標の4つめの目標「質の高い教育をみんなに」の一環だ。
教育カリキュラムに含まれるのは、教育ロボット、自然言語AI、機械学習によるデータ解析、ブロックチェーン、3Dプリンティング、ウェアラブル機器、スマートフォンを使ったバイオ撮像など、非常に幅広い科目が含まれる。