成長が「遅い人」から「速い人」へ変わる「気づける力」とは? (4/4ページ)
――「成長が遅い」ということに対する悩みは、年齢や職位によって違いや特徴はあるものでしょうか?
荻阪:20代の悩みには、仕事でうまくいっていないという「後退のあせり」があります。一生懸命に成果を出しているのだけれど、もっとできている人たちが周囲にいるから、自分が進んでいるように思えない。たとえできていても、それに対して確信が持てないことに特徴があります。
30代になると仕事に慣れて、ジョブローテーションして経験も積んできます。そこから、より周囲が気になってくる。
20代は、進んでいないとあせりながらも、がむしゃらにやっています。30代になると、他人と比較してどっちが先に上に行くかという、よりシビアな目線で周囲が気になってくるわけです。そこにあるのは「嫉妬のあせり」です。
40代になると、会社人生の終着点を見据えて行く末に悩みます。ある産業で強い力を発揮できるプロフェッショナルとして働いている人たちは、ひとつの会社に残り、複業を広げるというケースもあります。これからは、一つの会社、ひとつの仕事で、残り続けるという時代ではなくなってきています。そこで生まれてくる成長の悩みは、自分が脱皮していけないという「変化のあせり」ですよね。
この「あせり」が、仕事でうまくいかない結果が出る悩み、新たな行動が起こせないという悩みの連鎖で、悪循環を引き起こします。
この状況を変えていくには、自分自身で「気づける力」を開発し、成長に向けて動き出すことです。「飛躍の7力」は、日本発の成長メソッドへ体系化したものです。
(後編に続く)