「コーカサスのドバイ」と称された、アゼルバイジャンってどんな国? (4/5ページ)

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・新旧が融合する首都バクー

アゼルバイジャンを旅するほどんどの人がまず訪れるのが、カスピ海に面した首都バクー。近年、オイルマネーによって次々と前衛的な建造物が建てらたことから、「コーカサスのドバイ」とも呼ばれてきました。

2012年に完成した3つのビル群「フレイムタワー」や、新国立競技場の建設にまつわる騒動で日本でも有名になったザハ・ハディド氏が手がけたヘイダル・アリエフ・センターは、バクーを代表するモダン建築。

その一方で、バクーには世界遺産に登録された旧市街も残っています。

「イチェリ・シェヘル(内城)」と呼ばれるバクーの旧市街は、近代的な建築物が並ぶバクーのほかのエリアとはまったくの別世界。アジアとヨーロッパの建築様式が混在した砂色の町並みは、歩くだけでタイムトラベルしたような気にさせてくれます。

・世界遺産ゴブスタン

世界遺産にも登録されているゴブスタン国立保護区は、バクー近郊にある古代遺跡。荒涼とした岩山が広がる地区に、5000~20000年前に描かれた人物や動物の岩絵が6000以上も残っており、当時の人々の暮らしぶりを今に伝えています。

ゴロゴロと巨石が転がる異世界のような風景と、歴史ロマンあふれる岩絵のコラボレーションは格別。単純で素朴な岩絵の数々からは、古代人の躍動感と生命力が伝わってきます。

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