【独占インタビュー】 バスタローとギラドがトゥーロン、TOP14を語る。 (3/5ページ)
リーアム(メッサム)は初試合なのにさっそく適応して、チームの大きな戦力になってくれた。でも、チームという基盤の上に組み立てていかなきゃいけないから、もちろん時間は必要。彼らは、少し違うものの見方や、練習メソッドを持っていて、そういうところから学びとって、試合中に応用できる。
MB: このチームは、世界中の選手が集まってプレーするという歴史と文化がある。ロッカールームでは、フランス語だけではなく、英語でも会話していて、フランス語が話せないから輪に入れないということはない。彼らはフランス語でしゃべれるよう努力するし、僕たちは最大限英語で話すようにする。助け合って、試合に勝つために一緒にいるわけだから、彼らが早くチームに馴染んでくれれば、チームにとってもいいこと。
――ところで、トゥーロンはラグビーの街として知られていますが、お二人はトゥーロン出身ではありません。ギレムはペルピニャン、マチューはパリの出身ですが、トゥーロンと違いはありますか。
GG: トゥーロンは独特な街。ファロン山があり、港があり、周辺にはたくさんの小さな村があり、それらのすべてがこの街のパワーになっていて、人々はこの街に愛着を感じている。そんな中で、ラグビーはこの街にとってとても大切なもの。人々は温かく親切で、僕たち選手を支えてくれている。
MB: ペルピニャンもこんな感じ?
GG: そう。僕はフランス南部にしか住んだことがないから。でもマチューはパリに住んでいて、思うように行動できていた。でも、トゥーロンでは常に誰かに見られている感じで、どうしても注意をひいてしまう。いいことだけどね。誰にも知られずに、心静かにラグビーのことだけ考えていたい選手には、ちょっと難しいかもしれない。トゥーロンでは、みんなが選手のことを知っているから。トゥーロンがどういうところか知らずに来てしまったとしても、すぐに思い知らされる(笑)。
MB: 僕はパリに住んでいたから、こことは正反対。パリではスポーツ選手でも普通に生活できてふらっと散歩もできる。でもここは試合に負けたり、悪いパスをしたりすると、買い物に行くスーパーのレジの反応が違う。最初はそういうのに馴染めなくて、慣れるのに1年半かかった。決してネガティブな意味で言っているのではないよ。