【独占インタビュー】 バスタローとギラドがトゥーロン、TOP14を語る。 (4/5ページ)

ラグビーリパブリック

僕たちを見かけただけで大感激してくれるのが、パリから来た僕には非現実だった。でも、この環境での生き方もわかってきたし、刺激も励みにもなっている。99%は激励だから。

――街の人々は、「トゥーロンの選手はみんな気さくで親切で、サインや写真をお願いしても、いつでも笑顔で応えてくれる」と嬉しそうに言っているから、上手に対応されているということですね。

GG: それを聞けてよかった(笑)。

 このインタビュー後のカストル戦で、開幕3節目にしてようやく勝利をもぎ取った。最終スコアは28-27。

 カストル優勢、またミスも多い、苦しい試合だった。70分にバスタローが密集の中で相手の挑発に乗り、レッドカードで退場になった。「このレッドカードで、チームが新たに結束した」とSHのエリク・エスカンド。残り時間3分で、ボールをなんとかつないで逆転トライ。バスタロー退場後、キャプテン代行のギラドが全員を集めた。「集中しろ、絶対にボールを最後までキープしろ」。80分のホーンが鳴る。この夏のワールドラグビーU20チャンピオンシップで優勝したU20フランス代表のSOルイ・カルボネルがタッチに蹴りだす。チームを応援するために、この日のチームジャージーのカラー、赤を身にまとったトゥーロンサポーターから安堵の息が漏れた。

 試合後、サポーターに感謝するために観客席の前を一周する選手たちの中に、バスタローも戻った。「自分はキャプテンであり、フランス代表でもある。決して挑発に乗ってはいけなかった。チームメイトをこんな状況に陥れた自分に腹が立つよ。でもチームは最後まであきらめずに闘ってくれた。彼らを誇りに思う」

 テレビで解説していた元フランス代表FLセバスチャン・シャバルは、「トゥーロンがこの勝利をもぎ取るためには、バスタローのレッドカードも必要だったのかもしれない」とコメントしている。

 第3節終了後の順位は11位。TOP14のシーズンは長い。二人のリーダーの下、どんなチームに育っていくのか、楽しみに見守りたい。

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