うわっ…ヒガンバナの異名、多すぎ?その数1,000を超える「ヒガンバナ」の異名を紹介! (4/6ページ)
佐脇嵩之『百怪図巻』より「山うは」、元文ニ1737年。
※分布:神奈川県、山梨県、静岡県、群馬県など
なんだか「妖怪はっかけばばあ」みたいな名前ですが、これまでの流れ?からすると、恐らくヒガンバナで一服盛られた姑が、強烈な吐き気に襲われて悶絶している光景が目に浮かぶようです。
この他、婆つながりの異名には「鬼婆」「婆殺し」「歯抜け婆」などがあり、平素からの恨みつらみが察せられます。
あまり嫁さんをいじめない方が良さそうですね。
【水子衆花/みずくしのはな】
歌川国明「子返しの戒め(部分)」19世紀。
※分布:石川県など
「水子(みずく、みずこの訛り)」とは、生まれる前、又は間もなく亡くなった赤子のこと、衆(し)はその複数形です。
お彼岸の時期には水子たちの魂も還ってくるので、それが花に咲いて現れると考えられたようです。
【嫁簪/よめのかんざし】※分布:和歌山県、埼玉県など
先ほど登場した「狐のかんざし」のファンタジックなムードとは打って変わって、こちらは嫁さんの「リーサルウェポン(暗殺武器)」的な意味を感じてしまいます。
世の大奥様がた、本当に嫁さんは大事にした方が良さそうです。
