「遺産となった土地は相続人の共有持分」が引き起こす最悪の事態 (2/2ページ)

心に残る家族葬



■共有持分として相続した場合、最悪、家族同士で争うこともあり得る

筆者の経験だと、他人の血即ち相続人達の嫁や夫といった姻族(息子の嫁・娘の夫)が相続人を懐柔し、自分の都合に合わせて手続きを進めていたことがあり、このことが原因で他の相続人との関係、つまり家族間の関係が崩壊してしまった例を何回か見てきた。こうなると相続どころではないのだ。

■最悪の事態を回避するためには?

家族間の関係が崩壊するという最悪の状態を回避するにはどうすれば良いか。何と言っても遺産分割協議が始まる前に、共有するのかしないのか、共有しない場合の代替について等、予め決めておくことだ。

他には土地そのものを被相続人が亡くなる前に売却し、現金化しておけば分割も容易になるため、一考すべき手ではないだろうか。判断が困難な場合や状況により手数料が発生する可能性もあるため、家族のみで悩まず、是非税理士や弁護士等の専門家に相談し、問題を回避して相続の円満解決を目指して欲しい。

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