金正恩委員長高笑い 米韓の足元を見た朝鮮戦争「終戦宣言」① (2/2ページ)

週刊実話

ですから、液体燃料エンジンの推力や燃料効率をこれ以上改善させる必要はなく、地上で追加的な実験を行う理由も見当たりません。つまり、東倉里はすでに用済みなのです。今後、北朝鮮のミサイル技術発展で注目すべきなのは、液体燃料ミサイルではなく固体燃料ミサイルに関する動向の方です」(軍事アナリスト)

 米側は非核化交渉の第一歩として、北朝鮮側に核関連施設や製造済みの核弾頭・核物質のデータなどの“リスト”を申告するよう要請しているといわれる。米側が保有している独自のインテリジェンスと照らし合わせ、北朝鮮の核能力を正確に査定し、後の能力削減プロセスの実効性を担保するためだが、北朝鮮側はこれに応じず、代わりに前述した(1)(2)のように、廃棄したり公開したりする施設を自ら一方的に指定しているというのが現状だ。

「寧辺は、5メガワット級の黒鉛減速炉、実験用軽水炉、核燃料製造=ウラン濃縮施設、プルトニウム抽出用の使用済み核燃料再処理施設などが集積している国際的にも名の知れた重要拠点ですから、ここの廃棄も『終戦宣言』を引き出すための取引に使うつもりでしょう。北朝鮮が言う通り、寧辺の核施設をすべて廃棄すれば、プルトニウムの増産については歯止めをかけることができます。ただし、寧辺の廃棄だけではプルトニウム生産のみが中止されるにすぎません。実は北朝鮮は寧辺以外の最低2カ所に、公表していない秘密のウラン濃縮施設を保有していると考えられているからです」(同)

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