余命あとわずかと宣言された老猫が再び輝きだすまでの物語。子猫を育てるという目標が彼に生きる力を与えた。 (2/3ページ)

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・生きなければならない理由を見つけたメイソン

 高齢の彼の体を病がむしばんでいく。
 このまま弱っていき、施設で最期を迎えるだけなのか?

 メイソンを励ましたかったスタッフらは、彼の傷がすこし癒え、室内の暮らしに慣れていった頃、数匹の保護した子猫をメイソンに紹介することにした。

 するとどうだろう!

 メイソンは子猫たちを甲斐甲斐しくお世話しはじめたのだ。
 彼に「まだ絶対に生きなければならない理由」が見つかった瞬間である。 

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・そうして600日。今日もメイソンは元気に子猫たちの親代わりに

 彼は持ち前の生命力で体力を回復していった。そして、走りまわりながら子猫たちに狩りやマナーを教えた。1匹ずつ入念に毛づくろいをして甲斐甲斐しく面倒を見た。

 これにはスタッフたちもびっくりした。
 弱々しかったメイソンが生き生きと動き回っているのである。

 施設に新たな子猫がやってくると、メイソンは真っ先に近づいていく。そして子猫たちのそばに寄り添い、やさしくグルーミングする。

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 メイソンは生きることをあきらめなかった。できるだけ長く生き、その命を子猫たちのために使うことを自らに課した使命とした。
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