余命あとわずかと宣言された老猫が再び輝きだすまでの物語。子猫を育てるという目標が彼に生きる力を与えた。

カラパイア

余命あとわずかと宣言された老猫が再び輝きだすまでの物語。子猫を育てるという目標が彼に生きる力を与えた。
余命あとわずかと宣言された老猫が再び輝きだすまでの物語。子猫を育てるという目標が彼に生きる力を与えた。

TinyKittens

 カナダのブリティッシュコロンビア州で、衰弱した1匹の老猫が発見され、保護団体により救助された。

 メイソンという名のそのオスの猫は、野生での戦いで体はボロボロ、更に末期の腎臓病を抱えており、余命あとわずかと宣言された。

 だが、施設で新たなる生きる目標ができた。そうして2年たった今でも、元気に毎日充実した暮らしを送っているという。

 メイソンとが自らに課したその役目とは、数十匹のみなしごの子猫たちの親代わりとなってお世話をし、その成長を見守ることだ。

Kittens give sick Grandpa cat a reason to live! TinyKittens.com

・2年前にボロボロの状態で保護された老猫

 メイソンは、2年前に野生の猫が集まる場所にいた。フォート・ラングレーに拠点を置く猫レスキュー団体『TinyKittens』の隊員が彼を捕え、獣医に連れて行った。

 メイソンはかなり年を取っていた。数々の戦歴が体をボロボロにし、しかも末期の腎臓病を患っていた。余命はあとわずか。そう医師に告げられた。

 通常ならば地域猫として、治療した後に元の場所に戻すのだが、この状態では野生に戻すことはできない。そこでスタッフたちはメイソンが終わりを迎えるその日まで、施設で過ごさせることにした。

2_e
TinyKittens

・生きなければならない理由を見つけたメイソン

 高齢の彼の体を病がむしばんでいく。
 このまま弱っていき、施設で最期を迎えるだけなのか?

 メイソンを励ましたかったスタッフらは、彼の傷がすこし癒え、室内の暮らしに慣れていった頃、数匹の保護した子猫をメイソンに紹介することにした。

 するとどうだろう!

 メイソンは子猫たちを甲斐甲斐しくお世話しはじめたのだ。
 彼に「まだ絶対に生きなければならない理由」が見つかった瞬間である。 

5_e
TinyKittens

・そうして600日。今日もメイソンは元気に子猫たちの親代わりに

 彼は持ち前の生命力で体力を回復していった。そして、走りまわりながら子猫たちに狩りやマナーを教えた。1匹ずつ入念に毛づくろいをして甲斐甲斐しく面倒を見た。

 これにはスタッフたちもびっくりした。
 弱々しかったメイソンが生き生きと動き回っているのである。

 施設に新たな子猫がやってくると、メイソンは真っ先に近づいていく。そして子猫たちのそばに寄り添い、やさしくグルーミングする。

6_e
TinyKittens

 メイソンは生きることをあきらめなかった。できるだけ長く生き、その命を子猫たちのために使うことを自らに課した使命とした。

 こうして数十匹におよぶ子猫たちの親代わりとなり、全ての子猫に、猫としての生き方を教えていったのである。

 もう生きられないだろう。そう言われた日から600日がたった。
 今日もメイソンは、毎日が輝いていて、喜びと癒し、愛が満ち溢れている。

4_e
TinyKittens

 メイソンはあと何日、何ヶ月、何年、子猫たちのお世話をできるかはわからない。だがきっと、その命ある限り続けていくのだろう。

7_e
TinyKittens

References:YouTube / Facebook / written by いぶりがっこ / edited by parumo
「余命あとわずかと宣言された老猫が再び輝きだすまでの物語。子猫を育てるという目標が彼に生きる力を与えた。」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る