横浜、熱狂へ。王者オールブラックスは先発・控えにスターだらけの最強布陣!
ラグビーの世界最強軍団と呼ばれるニュージーランド代表“オールブラックス”が、10月27日に横浜・日産スタジアムでおこなわれるオーストラリア代表“ワラビーズ”とのブレディスローカップ第3戦に向け、試合登録メンバーを発表した。
伝統対決は今シリーズすでに勝ち越しを決めており、カップは16年連続で守ったが、永遠のライバルとの戦いは常に熱い火花が散る真剣勝負。3連勝を狙う。ニュージーランドラグビー協会と2022年までの長期契約を結んだばかりのPRジョー・ムーディーは25日の会見で、「ブレディスローカップはワールドカップに次ぐ大事なカップ」とコメントした。
先発15人のうち、7人がスーパーラグビー連覇を遂げたクルセイダーズのメンバー。タイトファイブは、ムーディーのほか、HOコーディー・テイラー、PRオーウェン・フランクス、LOのサム・ホワイトロックとスコット・バレットが占める。114キャップを誇るNO8キアラン・リード主将も先発で、ライアン・クロッティの13番は不動だ。
痛めていた手が回復したリーアム・スクワイアは背番号6を取り戻し、10月6日の南アフリカ戦で劇的勝利の立役者となったアーディー・サヴェアは7番を任された。
2016、2017年のワールドラグビー年間最優秀選手であるSOボーデン・バレットもスターティングメンバーに名を連ね、ハーフ団はハリケーンズのチームメイトであるTJ・ペレナラとコンビを組む。
11番に入るのは、テストマッチ20試合で21トライを挙げているリーコ・イオアネ。21歳の若さながら、すでにミリオンダラープレーヤーと呼ばれており、圧巻のスピードで横浜を熱狂の渦にするだろう。
かつてパナソニック ワイルドナイツでもプレーしたことがある人気選手のCTBソニービル・ウィリアムズも先発で、記念の50キャップ獲得となる。FBとして世界最高峰との評価を受けるベン・スミスは右WTBに入り、15番は今年のスーパーラグビーで最優秀選手に選ばれたダミアン・マッケンジーがつける。
リザーブには、怪我から復活したPRネポ・ラウララとLOブロディー・レタリックが名を連ね、パナソニック所属のFLマット・トッドもベンチで待機する。
■オールブラックス 選手名鑑 (試合登録メンバー背番号入り)
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<オールブラックス 試合登録メンバー>1.ジョー・ムーディー(クルセイダーズ) 2.コーディー・テイラー(クルセイダーズ) 3.オーウェン・フランクス(クルセイダーズ) 4.サム・ホワイトロック(クルセイダーズ) 5.スコット・バレット(クルセイダーズ) 6.リーアム・スクワイア(ハイランダーズ) 7.アーディー・サヴェア(ハリケーンズ) 8.キアラン・リード(主将/クルセイダーズ) 9.TJ・ペレナラ(ハリケーンズ) 10.ボーデン・バレット(ハリケーンズ) 11.リーコ・イオアネ(ブルーズ) 12.ソニービル・ウィリアムズ(ブルーズ) 13.ライアン・クロッティ(クルセイダーズ) 14.ベン・スミス(ハイランダーズ) 15.ダミアン・マッケンジー(チーフス)
〔リザーブ〕
16.ネイサン・ハリス(チーフス) 17.カール・トゥイヌクアフェ(ブルーズ) 18.ネポ・ラウララ(チーフス) 19.ブロディー・レタリック(チーフス) 20.マット・トッド(パナソニック/クルセイダーズ) 21.アーロン・スミス(ハイランダーズ) 22.リッチー・モウンガ(クルセイダーズ) 23.アントン・レイナートブラウン(チーフス)