横浜で4万6千人が世界最高峰ラグビーに興奮! NZが豪州に快勝 (1/2ページ)

ラグビーリパブリック

オーストラリアのウィル・ゲニアに圧力をかけるニュージーランドのスコット・バレット(撮影:松本かおり)

 ラグビーワールドカップ2019の決勝会場となる日産スタジアム(横浜国際総合競技場)で、10月27日、前回大会のファイナリストであるニュージーランド代表“オールブラックス”とオーストラリア代表“ワラビーズ”が激突し、ニュージーランドが37-20で快勝した。この両チームの戦いに懸かる「ブレディスローカップ」は、ニュージーランドが今シリーズすでに勝ち越して16年連続保持を決めていたが、3戦全勝で締めくくった。

 ワールドカップ日本大会は1年後だが、早くも、4万6143人がスタジアムで世界最高峰のラグビーを堪能した。

「これだけの観客が来てくれたことに感激している。設備はトップレベル。今回の経験で、時間の使い方、設備の様子など、つかむことができた。有意義な1週間でした」

 ニュージーランドのスティーヴ・ハンセン ヘッドコーチは来年の大勝負を見据え、収穫を口にした。

「いくつかトライもできたし、いいランニングラグビーができた。観客の皆さんにも喜んでもらえたのではないか」

 立ち上がりはオーストラリアが良く、開始早々、FBデイン・ハイレットペティがゴール左隅に突っ込んだが、黒衣のLOスコット・バレットがグラウンディング寸前に外へ押し出し、トライを許さなかった。

 先制したのはニュージーランドで、前半11分、連続攻撃からFLリーアム・スクワイアがディフェンスを突破し、ゴールに持ち込んだ。

 36分にはゴール前のスクラムからキャプテンのNO8キアラン・リードがサイドアタックでトライゲッターとなり、リードを広げた。

 対するオーストラリアは39分、足首の負傷から復活して約500日ぶりのテストマッチ出場となったWTBセファ・ナイヴァルが、パワーを活かして連続攻撃をゴール左隅にフィニッシュ。

 両チームのゴールキッカーは安定していて、17-10、ニュージーランドがリードして前半を終えた。

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