新日本NEVER王者、後藤洋央紀が飯伏幸太へのラブコールを実らせる!12.9岩手で実現! (1/2ページ)

リアルライブ

新日本NEVER王者、後藤洋央紀が飯伏幸太へのラブコールを実らせる!12.9岩手で実現!

新日本プロレス
『WORLD TAG LEAGUE 2018』
▽18日 後楽園ホール 観衆 1,739人(札止め)

 ツイッターを通じてNEVER無差別級王座への次期挑戦者として飯伏幸太を逆指名し、ラブコールを送り続けるも、飯伏からことごとく「却下」されてきた後藤洋央紀。今シリーズで後藤と飯伏が戦うのは2回だけとあって、その1戦目となる後楽園ホール大会は今後の行方を占う意味で注目されていた。

 後藤はバレッタとチャッキーT、飯伏はハングマン・ペイジと高橋裕二郎とそれぞれ組み、6人タッグマッチに臨んだ。試合は後藤が飯伏を挑発したが、飯伏はこれに乗らない。しかし、試合の流れから2人が対峙すると、飯伏から打撃のラッシュを仕掛け、後藤がパワーで対抗。見応えのある激しい応酬になった。最後は裕二郎がピンプジュースでチャッキーを仕留め、飯伏組が勝利を収めたが、事件はこの後に起こった。当然のことながら、飯伏に対戦をアピールすると思われた後藤だが、リングを降りて控室へ向かう…と見せかけて、リングに再び戻りマイクをつかんだ。

 「次のNEVER無差別級タイトルマッチ…諦めるよ」

 後藤の予期せぬ発言に場内のファンはもちろん、さすがの飯伏も動揺を隠せなかった様子だ。しかし、後藤は淡々と話を続ける。

 「却下ばっかされちまって、俺、分かったよ。悪かったな。次、なんかあったときでいい。次、頼むよ」

 こう話すと、飯伏はいたたまれなくなったのか後藤からマイクを奪った。

 「ちょっと待ってください。なんで、なんで諦めるんですか?なんで諦めるの?…やりましょう!」

 これまで「却下」してきた飯伏が思わず「やりましょう!」と口を滑らせてしまったのだ。これは後藤の作戦だったのだろう。飯伏の言葉を聞いた後藤はたちまちハイテンションになった。

 「決まりだな! やろうぜ!」

 後藤はこう叫ぶとドヤ顔でNEVERのベルトを飯伏に見せつけ、控室へ引き上げた。これには飯伏も困惑していた。完全に後藤の作戦勝ちである。

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