清原和博は一晩500万円! プロ野球「夜遊び“剛速球”伝説」 (5/5ページ)

日刊大衆

「まだ王さんが福岡で監督をする前、銀座でお茶をしていたら“このあたりにはなじみの店が何軒もあって、よくハシゴしていたよ”と、懐かしそうに語っていたね。けっこう酒豪だったみたい」(球界関係者)

 しかし巨人ナインの中には、他球団の豪傑顔負けのとんでもない人物もいた。“悪太郎”こと堀内恒夫だ。新人の頃から門限破りの常習犯。素行の悪さは“巨人屈指”だった。「朝方、合宿所に帰ってきた堀内が、ある部屋の窓を叩くと、スッと窓が開くんです。堀内はそこから中に入り、部屋に置いてあったジャージに着替えて、さも、ずっと合宿所にいたかのように部屋に戻る。遊びに出る前に、門限破りの準備をしておくんですから、なかなかズル賢いですよね(笑)。もっとも、寮長はそれもお見通しだったようですが」(元番記者)

 さて、ここまで見てきたのは、いずれも豪快すぎる夜遊びエピソードばかり。しかし、忘れてならないのは、どの選手もプロ野球で優れた成績を残した“超一流”であるということだ。「かつての球界には、“プロ野球選手たるもの、どこで何をしようが、グラウンドで結果を出せばいい”という考え方が根底にありました。今ではありえないような遊び方をしていても、当時の選手のプロ意識は、むしろ非常に高かったと言えます」(前出のベテラン記者)

 遊ぶためには、仕事も一流でなくてはいけない。それを地で行くのが、広島の故・衣笠祥雄だった。衣笠が江夏豊と広島の最高級クラブで飲んでいるとき突然、衣笠が席を離れ、なかなか戻ってこない。ホステスたちが大丈夫かと心配しても、江夏は“気にせんでいい”と平気な顔だったという。「1時間以上たって、ようやく衣笠が席に戻ってきた。また何事もなかったかのように飲み始めたといいますが、実はこの間、衣笠は一度宿舎に帰り、素振りをしていたんだそうです。江夏は、それを知っていたんでしょうね」(球界事情通)

 酒を飲んでも、本業のことは忘れない。まさにプロ野球選手の鑑だろう。現在は、球界でもコンプライアンスの徹底が叫ばれ、世間の目も厳しい。冒頭の江本氏の発言ではないが、豪放磊落な“夜遊び”がしにくいご時勢なのは間違いないだろう。しかし、プロ野球選手は夢を売る商売。プレーはもちろん、球場以外でも我々を楽しませてくれるような豪傑の登場を期待したい!

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