巨人・原辰徳監督「全権独裁」に病床の長嶋茂雄が激怒!? (2/3ページ)

日刊大衆

しかし、その後の独裁ぶりを知ると一変。“いったい何やってるんだ!”と、原監督に対して怒りをあらわにしたというんです」(前同)

 チームを立て直すための“全権監督”が、悪い方向に向かっている――。そんな長嶋氏やOBたちの危惧は、組織改編だけではなく選手補強にも向けられている。象徴的なのは、FA戦略だ。

 今年FA宣言をした選手は、丸佳浩外野手(広島)、浅村栄斗内野手(西武)、炭谷銀仁朗捕手(西武)、西勇輝投手(オリックス)の4人。原巨人は、丸と炭谷の獲得をもくろんでいる。

「丸は、広島3連覇の立役者で現在29歳と、まさに今が旬。今年最大の目玉ですから、獲得に動くのは当然でしょう。しかし、問題はもう一人のほうで……。なぜ炭谷なのかという声が続出しているんです」(スポーツ紙記者)

 巨人は16日に炭谷と初交渉。3年6億円という破格の好条件を提示し、入団は決定的となっている。

「今の巨人の課題は投手力。そのため、もともとは炭谷ではなく、西を獲得する予定だったといいます。しかし原監督が就任し、鶴の一声で方針転換したようなんです」(巨人番記者)

 現在、巨人で正捕手と言える存在は小林誠司だ。甘いマスクで女性に人気がある一方、打撃とリードに問題があり、期待されながらも選手としての評価はなかなか上がっていない。

「原監督が小林では不安なのは分かります。しかし、来季から阿部慎之助が捕手に復帰し、ドラフトで獲った若手も育ってきている。そんな状況で、わざわざ貴重なFA枠を使って炭谷を獲るとは……理解に苦しむのは確かです」(前同)

 今季の炭谷は、“打てる捕手”森友哉の台頭に押され、出場は47試合のみ。来年32歳という年齢を考えても、小林に代わって大活躍するとは、考えにくい。

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