「性悪説」が基本?不動産投資のメリットと失敗しない人の特徴とは? (1/4ページ)

新刊JP

『超実践 不動産投資のプロ技』(彩図社刊)の著者、関田タカシ氏
『超実践 不動産投資のプロ技』(彩図社刊)の著者、関田タカシ氏

数ある投資の中でも、今もっとも注目されているのが「不動産投資」だ。
資金や知識の面でハードルが高そうに思える不動産の世界だが、意外にも少ない資金からでも始められ、押さえるべきポイントがわかっていれば「負けにくい投資」なのだという。

そう語るのは『超実践 不動産投資のプロ技』(彩図社刊)を上梓した関田タカシ氏。
関田氏は、不動産売買仲介業、マンション管理業、一棟買取業などを経て、2013年から自身も不動産投資を始めた人物だ。本書には、不動産投資をすでに取り組んでいる人はもちろん、今現在、業者から物件を紹介されている真っ最中の人が読んでおくべき不動産投資のイロハが詰め込まれている。
そこで今回は、不動産業のプロでありながら「不動産投資家」のプロでもある関田氏に、不動産投資で成功するためのポイントを伺った。

(取材・文:大村佑介)

■他の投資にはない「不動産投資のメリット」とは? ――投資というと株や証券などさまざまありますが、他の投資と比べて不動産投資のメリットとして挙げられるものはなんでしょうか?

関田タカシ(以下、関田):一般的に言われる不動産投資のメリットはいくつかあるのですが、まず、大家さんが毎月お金をもらうイメージがあるように、安定的な現金収入が毎月得られるということがあります。そこで得たお金をさらに別の投資に回すなど、入ってきた資金をすぐに活用できるのは、メリットとして大きいところです。
あとは、レバレッジを利かせられるのもメリットのひとつです。100万円の自己資金があったら、それを元手に融資を受けて、本来よりも大きな投資ができます。

融資については、年収と持っている自己資金によってケースバイケースなのです。また、何かしらの資産があれば、金融機関は共同担保という形で見てくれるケースもあります。たとえば、親から相続した抵当権のない戸建てを持っている、住宅ローンを払い終わった区分マンションがあるなどのケースでは担保として余力があったりします。

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