心も体も「サザン愛」にどっぷり 鶴見「スキップビート」、マニア集う粋な店 (1/4ページ)
「国民的」とも称されるロックバンド「サザンオールスターズ」。彼らを支えるファン達の数もやはり随一なようで、その熱量を共有できる店が日本各地に存在している。
スキップビートの入り口
今回は変わった特徴を持つ店を紹介したい。横浜市鶴見区のカラオケバー「SKIPPED BEAT(スキップビート)」ではファンが集まるだけでなく、店のマスターも人気を博しているという。その噂を聞きつけたJタウンネット編集部は2018年11月23日、スキップビートを訪れ、どんな店なのか、そしてマスターは一体何者なのかを取材した。
マスターの美声も魅力だスキップビートはJRと京急が通る鶴見駅から徒歩15分。本町通商店街の中に店を構える。商店街がシャッターだらけになった20時からがスキップビートの本番。筆者が訪れたのが祝日の夜だったのもあり、店内はファンで大盛況だった。
飲み放題プランしかないため、事前に精算する。この時に顔合わせたのが、噂のマスターである山本英徳さん。スーツ姿にリーゼント、男らしいがっちりとした風貌。テディーボーイのようだが、筋金入りのサザンファンだ。
山本英徳さん
せっかくの大盛況だったので、彼へのインタビューより先に店の雰囲気を体感させてもらった。
まず目に入るのはファンが集まる店に相応しい、数々のサザングッズ。実はこれ、店の常連客の所有物で定期的に入れ替えられている。
装飾品の一部
タイアップ広告のポスターなど、ファンにとってはたまらない品々が並んでいる。これらをバックに客はそれぞれサザンや桑田佳祐さんの名曲を歌い上げていく。