〈目からウロコの健康術〉 ジンジン、ビリビリ…実は重症のサイン!? 「体のしびれ」の放置は厳禁!! (3/3ページ)

週刊実話

加齢による腰椎の変形やずれによって、神経の通り道(脊柱管)が狭くなり、脊髄や神経根が圧迫されて起きます。長時間歩いたり、立ち仕事を続けていたりすると、しびれや痛みが出やすくなる。また、腰部脊柱管狭窄症は、背筋をそらすと痛みが増すため、どうしても前屈みになりがちです。腰が痛くて動くのが億劫になると、さらに症状が進行するので、腰をそらす姿勢を避けながら、軽い運動をしたほうがいいと思います」

 治療では、症状を和らげるため、過剰な神経活動を抑える薬や炎症を抑える薬などが使われる。神経の圧迫が強く、日常生活に影響が大きい場合、骨を削ったり、金具で固定したりする手術を検討することになるという。

 さらに、手袋や靴下で覆われる手足の先端部分にしびれや痛み、冷えがある場合、糖尿病で起きる神経障害が原因の場合もある。初期の糖尿病は自覚症状がなく、手足のしびれをきっかけに糖尿病が見つかる場合もあるといわれる。抹消神経細胞内に糖がたくさん取り込まれ、神経細胞の働きに異常が起きると考えられているからだ。

 足のしびれを放って置くと、悪化して激痛や麻痺を起こし、足の壊疽の原因につながる恐れがある。

 専門家によると、悪化した神経障害を治療するのは難しいそうだ。結局は食事や運動、薬で血糖コントロールをしっかりとし、悪化しないようにすることだ。

 しびれに悩む高齢者は少なくない。たかがしびれと甘く見ずに早期発見、治療、予防が重要である。

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