〈目からウロコの健康術〉 ジンジン、ビリビリ…実は重症のサイン!? 「体のしびれ」の放置は厳禁!! (1/3ページ)

週刊実話

 一時的に体の一部がしびれてしまうことは、誰にでもあること。一時的に神経が刺激されたり、血流が悪くなってしまうことで、しびれの症状が出てくる。しかし、そのしびれがずっと続く、あるいは、全身に広がっていくということがあると、これは大きな疾患などが関わっている可能性があり、十分な注意が必要となる。

 全身がしびれてしまう時の大きな原因としては、脳や脊髄に関する疾患、症状があって脳の機能が正常に機能しない、あるいは大きなダメージがあることがある。

 また、しびれだけでなく機能不全に陥ったりと、かなり重篤な症状になってしまうこともあるので、非常に注意が必要なのだ。

 このような状態になってしまったときは、救急車を迅速に手配し、少しでも早く専門医に診てもらう事をお勧めする。

 東京・府中市の小林義彦さん(60歳=仮名)は、ひざの内視鏡手術を受けた後、杖をついて歩いていた。無理な姿勢が続いたせいか、首や肩の凝りや痛みが出て、右手の先がしびれだし、やがて左手もしびれるようになった。

 いつもジンジンして力が入らず、大好きだったコーヒーのカップを持つことも出来なくなった。2年前のことだ。

 近くの整形外科にいくと「頚椎症」と診断された。加齢により、首の骨や、骨と骨の間でクッションの役割をする「椎間板」が変形して、神経が圧迫されて起きる症状。背中を走る脊髄から分かれて腕へと繋がる「神経根」の部分が圧迫され、肩の痛みだけでなく、手や指先にしびれが出ていると考えられた。

 しびれの正体は神経の働きの異常だ。手足の感覚を脳に伝える神経のどこかに異常があると、感覚が麻痺したり、何も触れていないのにジンジンしたりする。

 昭和大学横浜北部病院整形外科・前田雄介医師はこう語る。
「しびれの感覚や表現はさまざまで、客観的な評価が難しい。しびれを伴う病気は、糖尿病の合併症や中枢神経(脳、脊髄、視神経)が侵される多発性硬化症、主に筋肉を動かす運動神経が損傷され、四肢に力が入らなくなるギラン・バレー症候群などがあります。しびれている場所やその近くに原因があるとは限らない。治療している時に、糖尿病など隠れている病気が見つかることがあります。神経内科や整形外科への早めの受診を勧めたい。

「〈目からウロコの健康術〉 ジンジン、ビリビリ…実は重症のサイン!? 「体のしびれ」の放置は厳禁!!」のページです。デイリーニュースオンラインは、エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る