さらば「国鉄広島」、平成の終わりと共に あと3か月...黄色の電車が街から消える (2/5ページ)

広島では2010年を過ぎてもすべての電車が国鉄時代の車両だった(ぺ有家音さん撮影、Wikimedia Commonsより)
とはいえ、民営化から20年が経っても新型式の電車が導入されず老朽化だけが進む有様から、さすがに「懐かしい」だけで済む話ではなくなりつつあった。また2009年頃から車体の黄色一色への塗り替えが始まったが、これが黄色をもじって「末期色(まっきいろ)」とも揶揄されるようになり、より自虐的なニュアンスが込められるようになった。

「瀬戸内の陽光」をイメージしたという黄色だが、東京の総武線などを連想させる色合い
そんな広島エリアだったが15年にようやく新型車両「227系」の導入が始まる。実に国鉄時代から32年ぶりの新型電車導入だった。そして来る19年3月の改正で山陽線・呉線・可部線のすべての電車が227系に統一され、民営化から32年、平成最後の年にようやく「国鉄広島」が終焉に近づいている。
227系導入時点で完全置き換えの目途は立っていたが、正式にすべての電車の置き換え時期が定まったことで、かつての国鉄型ばかりの時代を知る人達が感慨深げの様子だ。