松坂慶子、浅丘ルリ子…『男はつらいよ』50年! マドンナ女優たちの“恋と私生活” (4/9ページ)
「しらけ女優」と呼ばれた秋吉も、この作品に出演したときは女盛りの33歳。少女っぽさを残しつつも、ほどよい熟れ方をしていた。「それから30年以上たった今でも、印象が変わっていないのがすごい。2000年代になって26歳年下の日系アメリカ人男性と結婚、離婚を繰り返すなど、オンナとして現役だからでしょう」(テレビ関係者)
■吉永小百合や竹下景子など知性派美女たち
一方で寅さんは、生まれ育った環境や属性があまりに違い、結婚生活がとてもイメージできそうにない美女にも、後先考えずに惚れてしまうことがある。特に、考古学研究室助手(樫山文枝)、画家(岸惠子)、翻訳業の女性(香川京子)、教師(栗原小巻)、医師(三田佳子)と、インテリや芸術畑の美女に弱い。吉永小百合(73)が第9作『〜柴又慕情』(72年)で演じた、小説家を父に持つOL・高見歌子はその系統だ。歌子は初めて2度登場したマドンナでもある。「当時27歳。あの国民的美女の絶頂期であり、独身時代最後の映画。『〜柴又慕情』は、まさに国宝級の作品です」(サユリストの映画関係者)
映画の終盤で歌子は陶芸家と結婚。そして、第13作『〜寅次郎恋やつれ』(74年)に、夫と死別したという設定で再登場した。その清楚な魅力は特筆に値するのだが、演じた吉永の実像は、意外にも肉食女子であることが定説化している。「若い頃は渡哲也(76)と交際。石坂浩二にも恋したとか。