松坂慶子、浅丘ルリ子…『男はつらいよ』50年! マドンナ女優たちの“恋と私生活” (6/9ページ)

日刊大衆

谷口は妻だった女優の若山セツ子(故人)を捨てるような形で、19歳年下の八千草と結婚したのだった。

■恋愛には暗黙のルールが

 寅さんの恋には、暗黙のルールがいくつかある。「マドンナ以外の美女と遭遇しても、好きにならないというのがその一つです」(映画館館主)

 さすがの寅さんも、二股はかけないのだ。「それから、マドンナに他の誰かも惚れているのが分かると身を引き、それを援護射撃する立場に回るというのが二つ目です」(前同)

 第14作『〜寅次郎子守唄』(74年)で十朱幸代(76)演じる木谷京子は、柴又の病院に勤める看護師だ。「明るく朗らか。誰にでも優しく、性格にクセもない。そして庶民的な美人。魅惑的なマドンナでした」(同)

 とてもモテそうにない合唱団のリーダー(上條恒彦)が彼女にゾッコンなのが分かると、冷やかしつつも応援に回る寅さんだった。ちなみに、演じた十朱は最近、『愛し続ける私』(集英社)という自叙伝をリリースし、その関連でテレビで過去の恋愛について、たびたび語っている。「プレイボーイとして知られた歌手の故・小坂一也と事実婚関係を解消したあと、12歳年下の故・西城秀樹と熱愛。結婚発表寸前、周囲の反対により秀樹が心変わりし、破局を迎えたとか」(前出のスポーツ紙記者)

 樋口可南子(59)は第35作『〜寅次郎恋愛塾』(85年)で、暗い過去がある写植オペレーター・江上若菜を演じている。ここでも寅さんは作品名通り、彼女に惚れた男(平田満)に恋の指南をしている。

「松坂慶子、浅丘ルリ子…『男はつらいよ』50年! マドンナ女優たちの“恋と私生活”」のページです。デイリーニュースオンラインは、渥美清松坂慶子男はつらいよ吉永小百合かたせ梨乃エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る