松坂慶子、浅丘ルリ子…『男はつらいよ』50年! マドンナ女優たちの“恋と私生活” (7/9ページ)

日刊大衆

樋口可南子といえば、91年の写真集『Water Fruit 不測の事態』(朝日出版社)の刊行により、ヘア解禁のきっかけを作った人物。「日本の文化史に名を残す存在ながら、マドンナを演じた頃から今まで清楚なイメージのまま。だから、CMに長く出続けられるんでしょう」(広告関係者)

 田中裕子(63)がデパート店員・小川螢子を演じた第30作『〜花も嵐も寅次郎』(83年)も、恋愛指南編だ。この作品で、彼女と結婚することになる男を沢田研二(70)が演じた。「共演により知り合った2人は実生活でも結婚します。ただし、そのためにジュリーは、妻だった元ザ・ピーナッツの伊藤エミ(故人)に、18億円という多額の慰謝料を支払ったんです」(前出のスポーツ紙記者)

 なお、田中は渥美清の他界で幻に終わった第49作『〜寅次郎花へんろ』でも、マドンナとして出演することが予定されていた。

■不倫はご法度だったが

 寅さんの恋のルールは、もう一つある。「不倫は基本的にご法度」(前出の映画館館主)

 ただし、このルールは時々、破られることがある。大原麗子(故人)は2度出演しているが、いずれも人妻役だった。第22作『〜噂の寅次郎』(78年)で演じた荒川早苗は、夫と別居し、とらやの手伝いをしている女性だ。ちなみに、この作品の撮影は彼女が俳優の故・渡瀬恒彦と離婚直後。実生活では人妻ではなかったのだ。第34作『〜寅次郎真実一路』(84年)で演じた富永ふじ子は、夫が行方不明になった人妻だ。

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