松坂慶子、浅丘ルリ子…『男はつらいよ』50年! マドンナ女優たちの“恋と私生活” (2/9ページ)

日刊大衆

ただ、山田監督には、なんとか50作目までは作りたいという意図があり、そうならなかった」(前同)

 そして、公開から約半年後に渥美清は永眠。浅丘の予感通り、『〜寅次郎紅の花』は最後の完全オリジナル作品となった。なお、その後、過去の作品と新撮シーンを再編集した第49作『〜寅次郎ハイビスカスの花 特別篇』(97年)も公開されている。

 リリーを演じた浅丘は14歳の頃に映画界入り。以後、日活の看板女優に成長していく過程で、激しい恋をしていたことを近年になって告白している。「デビューから約3年後に小林旭(80)と出会い、“運命の人”だと感じ、事実婚のような関係になったとか」(芸能プロ関係者)

 若きマイトガイも、彼女には相当入れあげたが……。「彼女の父親に結婚を強く反対され、破局することになったとか」(前同)

 そして、浅丘は71年に俳優の石坂浩二(77)と結婚。婚姻関係は長く続くが、石坂の不倫もあり00年に離婚。そして、離婚後もオンナであり続け、すぐに20歳年下の大衆演劇俳優・松井誠(58)と熱愛関係に。さらに72歳の頃には、石原プロ所属の俳優・金児憲史(40)との交際報道もあった。「最近は、テレビドラマ『やすらぎの郷』(テレビ朝日系)で石坂浩二と再共演。さらに、小林旭とデュエット曲をリリースするなど、ある意味でリリー並みにキモが座ったところを見せています」(同)

■大阪芸者が寅さんの膝で泣き崩れて

 ちなみに、歴代マドンナの中でも、リリーのような、いわば“カタギ”ではないクロウト女性は、いずれも寅さんとの相性がいい。

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