人生100年時代、これから必要とされる人材の特徴とは? (3/4ページ)
堀江貴文さんが「多動力」と言っていますが、まさにあのタイプに近いですね。今後は特にその傾向が強まると思います。
■改革のカギ“働きがい”は「達成」「承認」「自由」から生まれる ――冒頭で、働き方改革は「社員の働きがいを高めることが大事」とお話されました。確かにすぐに結果を出せる環境ならば働きがいを感じると思いますが、そうではない場合、働きがいを高めることは難しいのではないかと思います。越川:実はそれ以外にも働きがいを高める方法はあります。16万人に調査を行った結果、働きがいを感じるための要素は3つに集約されました。
一つは「達成」。つまり結果が出るということです。売上や給料が上がるというのもこれですね。
次に「承認」。営業の方はお客様から感謝される場面もあるので分かりやすいですが、内勤や技術系だと社内で必要とされているかどうかが鍵です。例えば廊下で上層部の人から「頑張ってるね!」と声をかけられるだけでも働きがいが上がるという調査結果もあります。
最後は「自由」です。好きな仕事を好きな時間にやりたい。ただ、働き方改革は会社の成長も実現しないといけませんから、自由には責任が伴います。会社から裁量権をもらい、自ら自由な発想で工夫しながら成果を出すことが求められます。
越川:周囲の人、というよりも特に自分の部門以外の人から認められると効果が高まります。あとは、「間接承認」といって、「他の部門の○○さんがあなたのことを『すごくよくできる!』って褒めていたよ」と間接的に褒めると、承認欲求がすごく満たされます。縦型の組織であればあるほど、その言葉は効きますね。
また、調査の結果、承認欲求が強い傾向にあるのは、営業タイプよりもエンジニアタイプ、男性よりも女性、年配よりも若手でした。他部門と接する機会が少ないと、必要とされているかどうか分からなくなるので、「いいね」と言われるだけでモチベーションアップになりますし、そのモチベーションが将来的な時給アップにつながります。
――そうなると、経営陣や管理職も社員の働きがいを高めるマネジメントをするための勉強は必要だと思います。