ダイエットの盲点!「筋トレに潜むデメリット」とは? (1/2ページ)
ネットで話題になったNHK「みんなで筋肉体操」の第2弾が、1月7日から放送されることが決定するなど、世間はすっかり筋肉ブーム。メディアやSNSではキレッキレの体をさらす人たちが称賛を浴びている中、「そろそろ私も筋トレしなくちゃいけないのかな……」と焦りを感じている方も多いのでは?
でもちょっと待って! メリットばかりがうたわれる筋トレにも、意外に見落としがちなデメリットがあるんです。チャレンジする前に、知識として押さえておきましょう。
自分にとってのモチベーションとは何?
ふだんから運動習慣がある人でも、筋トレはとてもハードでつらいものです。最初はバーベルなど使わなくても、腕立て伏せは10回もできず、スクワットでもすぐへこたれてしまいます。たしかにいい汗をかけますが、次の日から数日は筋肉痛で椅子に座るのもひと苦労......これがトレーニングしている人の現実です。
そんなつらいものを続けるには、なにか特別なモチベーションが必要。体が引き締まっていく実感に酔いしれる、汗をかく爽快感に注目する、なにかのスポーツの成績を上げたい、魅力的な体になって異性からモテたいなど。自分にはどんなモチベーションがあるのかを見極められていないなら、とても続けられるものではないのが筋トレ。それがないままいきなり取り組んでもお金と時間のムダになってしまいます。まずは何をモチベーションとするのか、自分と向き合って考えることが大事です。
ぷにぷに→ゴリゴリ! 本当になりたかったのはそれ?
筋肉を鍛えればたしかに少し痩せやすくなります。しかし脂肪というのは頑固で落ちにくいもの。結果、しっかり筋トレを続けられても脂肪の量はあまり減らず、腕、足、おなかなどがただサイズアップしてしまうケースも。これは、よくトレーニングし、よく食べる人が陥りやすい現象。運動後のごはんは、なんともおいしいもの。ついつい食べ過ぎてしまいがちです。
そうすると、脂肪の層の下で筋肉は着実に発達してるのに、その上のぷにぷに脂肪は残ってしまうんです。