吉永小百合、高倉健…昭和大スターが『週刊大衆』に語った真実 (2/4ページ)

日刊大衆

――電車のシートに泥だらけの靴で上がっている子どもを見たら。

「注意してあげるワ。でも最近は、お母さん方が、ちゃんとしてらっしゃるようですね(中略)それよりも、この間、母が言ってたんですけど、近頃の若い人、お年寄りにあまり席を譲ってあげないでしょう。子供の靴より、そのほうが問題じゃないかしら」

――浪曲を聞きに行こうと誘われたら。

「(笑顔で)喜んで行きます。ヘンでしょう。そんなに笑わないでよ。私ね、好きなのよ。義理とか人情っていうんじゃなくて……なんていうのかな、日本本来のね、良さがあると思うんですよ」

●テレビプロデューサーと電撃結婚

 本誌の珍問にもきちんと答え、その答え方がまた、かわいらしい。そんな彼女にも欠点があるという。「そう、よく忘れ物をするワ。慌てんぼうなのね。学校へ行くのに、ノート忘れたりして……でも、絶対に忘れないものがあるの。なんだと思う?」 お茶目な笑いを浮かべた彼女がひと言、「それはね、オベントウ」。

 28歳のときに15歳上のテレビプロデューサーと電撃結婚するが、本誌のインタビューで「結婚したらカカア天下になる?」と問われ、「(真面目な顔で)そういうふうになるかもしれません。(表情が柔らかくなって)というのはね、私って、すごい勝ち気なんです。負けるのが大嫌い。だから、私、大変なお嫁さんになるかもしれなくってよ」

 いえいえ、結婚後も女性らしい女性像を演じ続けた吉永小百合は、平成が終わろうとしている今なお、輝き続けているのである。

■スター俳優の映画『網走番外地』封切前の貴重なインタビュー

 高倉健(1963年当時32歳)といえば、『網走番外地』や『昭和残侠伝』シリーズ(東映)などで一気にスターダムにのしあがるが、まだ、その代表作が生まれる前の話だ。デビュー10周年を控え、参上した本誌に開口一番、健さんはこう答えている。

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