吉永小百合、高倉健…昭和大スターが『週刊大衆』に語った真実 (3/4ページ)

日刊大衆

「野球なら実績に報いられる権利を持つとこかもしれないけど、ぼかァ、俳優です。10年たって、まだ、これだけかっていう反省だけが残ります」

 後の大スターもこのときまだ、鶴田浩二主演の『人生劇場飛車角』(同)で準主役を射止めたばかり。「偶然入った店に、自分の大きなポスターがあったら?」と問われると、「照れくさくて、やりきれなくなるんです。逃げ出しますよ。とても、ご対面なんかしていられない」

 一方、映画俳優という仕事については「ワルクナイ商売」と断言。同年輩のサラリーマンに「共感するか」という問いには、「共感というよりは尊敬したくなる。ぼかァ、ああいう型の中で決まった時間を送れない男なんだな。自分の力で、はっきり結果が出せなければイヤなんです。俳優ってのは、いつも自分の才能とツラ突き合わせているんで、サボれないんだな」

●江利チエミとの夫婦喧嘩は!?

 インタビューの大半は、歌手で女優の妻、江利チエミとの話に割かれている。「(女房は)大変な泣き虫ですね。(思い出したように)それにオッチョコチョイ、これは絶対だな。でも、いい……」

 そのあと「女房」といいかけたようだが、照れくさそうに言葉を途切れさせた。本誌は「女房が女優であることの不便さは?」という問いも投げかけている。「ウチのやつは、プロダクションでスケジュールを立ててくれるんで、わりあいに不便じゃないですよ。ぼくが帰る10分ぐらい前に帰ってくるらしいんだけど、(ここで突然吹き出すように)もう3時間ぐらい前から、ぼくを待っていたような顔してるんですよね」

 夫婦ゲンカについては、「どうもウチは盛大じゃないな。ぼかァ、やたらに腹が立つとケンカを吹っかけるんだけど、まるっきり向こうが相手にならないんだな。ニコニコ笑ってるんですよ。ノレンに腕押しだ」

――夫婦が死ぬまで一緒にいるには諦めが必要?

「これは難しい質問だな。ぼかァ、夫婦が一生涯愛し合うための条件は、思いやりだと思うんですが……」

――もう助からないと思ったとき、女房に何を言い残すか。

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