関脇・貴景勝インタビューで大いに語る!「初優勝の実感はまるで湧かなかった」 (2/4ページ)

日刊大衆

――いえいえ、勝っても負けても表情を変えない貴景勝関は、常に平常心を保っているように見えましたが。

貴 もともとは、“勝ったらうれしい‼負けたら悔しい‼”という性格なんです。高校時代は、勝負は一日で終わるから、勝ったら喜ぶ、でも良かったんですけど、プロになれば本場所は15日間ありますからね。勝っても負けても明日がある。だから、気持ちを一定に保つことが大事だと感じます。今は、勝ったら良かったとは思いますが、“やった‼”とは思わないですね。ただ、ちゃんと平常心が保てるようになったのは、夏場所以降からですね。

《横綱・白鵬鶴竜が初日から休場した九州場所。貴景勝は初日、稀勢の里(4連敗して途中休場)を破って、その後6連勝。7日目、関脇・御嶽海に敗れたものの、1敗をキープ。14日目、大関・髙安に敗れて2敗となり、千秋楽は髙安、貴景勝の2敗同士の優勝決定戦になるかと思われた。しかし、結びの一番で、髙安が御嶽海に敗れ、その瞬間、貴景勝の初優勝が決まった。》

――優勝が決まった瞬間は、どこにいたんですか?

貴 自分の取組(錦木戦)は3番前に終わっていたので、支度部屋に戻って、優勝決定戦に向けて、心の準備をしていました。(支度部屋にある取組を映している)テレビモニターはあえて見なかったです。髙安関は前日、自分が負けた相手。それも自分の詰めが甘くて敗れてしまったので、「昨日の反省を、生かさないと……」と考えていたんです。だから、優勝決定は付け人から知らされたんですよ。

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